2010年代作品美少女ゲームレビュー

エロゲーレビュー『ランス03 リーザス陥落』(アリスソフト 2015年)

20年以上続くアリスソフトの看板作品『ランス』シリーズの3作目、『RanceIIIリーザス陥落』をスタッフを一新してフルリメイクした作品『ランス03 リーザス陥落』。アリスソフトらしくゲーム性の高いRPGです。
リメイクプロジェクトとしても『ランス01 光を求めて』(2013年発売)、『ランス02 反逆の少女たち』(アリス2010に収録)に続くもので、リメイク3作目にしてついにシリーズで初めてキャラクターボイスが付くようになりました。

この作品ではリア王女や忍者の見当かなみ、魔想志津香といった過去作のキャラクターもたくさん出てきますが、知らなくても特に問題はありません。過去にいろいろあってランスとHさせられた娘だな、と思ってもらえればだいたいあってます(笑

過去作とのストーリー上の直接的なつながりも特にないので、01及び02をプレイしていなくても十分楽しめます。というよりシリーズ全体から改めて振り返ってみると、この作品から世界観が固まり、ストーリーも壮大かつ面白くなっていくので、初めてランスシリーズに触れる人にも最適。
時代劇にたとえるなら、『光を求めて』と『反逆の少女たち』が”水戸黄門”的なローカルな事件の物語だったのに対し、今作の『リーザス陥落』は国家間の戦争を題材にした”大河ドラマ”のような物語です。

ランスシリーズはたくさん出ているので「これからシリーズを始めたい」という人に対してどれから薦めるかというのは難しいところですが、作品観を重視するな ら『ランス01』、ゲーム性を重視するなら『戦国ランス』、ストーリーを重視するならこの『ランス03』から始めるのがベストかなと思います。

  • 特殊な操作感のRPG
  • この作品から壮大な物語が開始
  • 手に汗握る熱い戦闘シーン
ブランドALICESOFT
ジャンルRPG+ADV
初回発売日2015.8.28
DL版価格7,480円
シナリオダイスころがし
ヨイドレ・ドラゴン
原画魚介
おすすめ度85
シナリオ傾向

あらすじ

LP2年、4月。
その日、東の大国リーザスの王都が陥落した。

侵攻軍は、皇子パットン率いる北の軍事大国ヘルマンの精鋭たち。
そして何人にも傷つけられぬ、他を冠絶する力を持つ存在――魔人。
城は瞬く間に制圧され、指揮を執るべき王女リアは囚われの身となった。

――リーザス、滅亡。

一夜にして過去の存在と成り果てたリーザスから、ひとりの忍者が落ち延びていた。
手にするのはリーザスの国宝。 そして、王女からの最後の伝言。

一握りの最後の希望を抱えて向かう先は……西の自由都市アイス。
美女のことしか頭にない、あの鬼畜戦士の許だった。

購入ガイド

タイトル対応OS発売日入手難度
Rance III -リーザス陥落-PC-9801VM X68000 FM-TOWNS1991.11.15
Aliceの館4・5・6951997.12.18やや難
ランス03 リーザス陥落7 82015.8.28

リメイク版のパッケージは今のところフルプライスのものが1種類だけ。特典として小冊子とトレカが付属します。
(2024年現在)一応まだ新品の在庫が残っていますが、こだわりがなければDL版を推奨。FANZAの定額遊び放題の対象にもなっています。
たま~にですがアリスソフトはまとめ買いのセールをやることがあるので、その時を狙って他のランスシリーズと一緒に買うのもいいかもしれません。

この作品の原典となった『RanceIII-リーザス陥落-』は1991年のソフトなので、パッケージはさすがに手に入りにくいと思います。
ただAliceの館4・5・6に収録されているWindows95版がアリスソフトの”配布フリー宣言”の対象になってるので、ネット上で合法的に無料で手に入れることは出来ます。最新OSで動くかどうかは別にして。

システム

ランスシリーズといえばゲーム性の高い作品として有名ですが、今作ではAVG+RPGという(ランスシリーズにしては)シンプルなシステム。ランス01で使われたシステムとほぼ同じです。
画面サイズは1024×768。ちなみにWindows Vista(SP1)以前の古いOSでは一切動かないそうです。

ストーリー進行は画面左下にメッセージが表示されるAVGで、イベントが一段落すると街の中のメニュー画面で宿屋や武器屋等を選択して移動していきます。一般的なRPGのようにキャラを上下左右に動かして移動するようなことはありません。

街を出ると1枚のフィールドマップが現れて、他の街やダンジョンを選択すると一直線に自動で移動します。フィールドマップは1画面に収まりきらないのでマウスを使ってドラッグすることが出来ます。(私最初これに気付かなくて苦労しました・・・)

ダンジョン内の移動はドミノのように並んでいる”カード”を選んで進んでいきます。これが実に上手く考えられていて、フロア全体では5~6列くらいのカードが並んでいるのに対し、プレイヤーが選べるカードは正面とその左右に隣接するカード3枚だけ。通行できない(そもそもカードがない)所も多く、また基本的 に後ろに戻ることは出来ないので上手く先を見通して選ばないと狙ったルートに入れなかったりします。(各フロアは初めと終わりが繋がってるので1周すれば最初の位置に戻ります)

ダンジョン内やフィールドマップで敵モンスターに遭うと戦闘になりますが、これは結構シンプル。事前にセットして おいたキャラクターのスキルを選ぶだけで、戦闘開始後はターンごとに自動で進みます。こちらの行動が全て終わってから相手のターンになる上に、相手の行動も事前にアイコンで表示されるので基本的にこちらが有利な戦術が組めます。(相手が魔法攻撃を選択してきたのでこちらは事前に魔法防御のスキルを選択する、ということが可能)
ただ強力な攻撃にはクールタイムが設定されていて連発は出来ないですし、何より戦闘中の回復はシィルやセラ等の持つ回復魔法(回復量も少ない)に限られるので、慣れるまでは結構戸惑うかもしれません。
またスキルをセットできる枠も限られているため、攻撃力重視でいくか、防御や回復重視でいくかで悩みます。この辺のバランス調整の妙はさすがアリスソフトといった感じ。

ちなみに戦闘で負けるとゲームオーバーでセーブしたところからやり直しになります。ダンジョン内でのセーブはアイテムを使って行うのですが、個数制限(3個まで)があるため、やたらめったらセーブすることも出来ません。

シナリオ

シナリオ担当はアリスソフトの”ダイスころがし”さんと”ヨイドレ・ドラゴン”さん。リメイク元の「RanceIII」でシナリオを担当していたTADAさんはプロデューサーとして統括しているのみのようです。
ぶっちゃけTADAさんの書く文章ってちょっとおちゃらけていて、ノリが90年代そのもの(これはこれで味がある)なんですが、今作では(良い意味で)普通の文章なのでランスシリーズ初めての方にも読みやすいと思います。往年のファンにとっては逆に違和感があるかもしれませんが・・・。

世界観はこれまでのランスシリーズを踏襲していて、かなりコメディチックなファンタジー世界です。始めてランスシリーズに触れる人にとってはいかにもゲーム的でちょっとふざけた世界に見えると思いますが、これこそがランスシリーズの特色なので、ファンにとっては実家のような安心感があります(笑

物語は良い意味で奇をてらわない、正に王道中の王道といった感じ。
ランス01の舞台だったリーザス王国が北方の軍事大国・ヘルマン帝国の急襲を受け、一晩で王都が陥落。リア王女の命令によりただ1人脱出に成功した見当かなみが自由都市アイスにいるランスの元へ助けを求めに行くんですが、ランスは相変わらず女のことしか考えない鬼畜戦士。でもランスが女目的で行動していくうちにあれよあれよという間に他の自由都市軍やリーザス兵の生き残りをまとめ上げ、解放軍としてヘルマン帝国に対抗していきます。

AVGパートではランスのいる解放軍側はもちろん、皇子パットンの率いるヘルマン帝国側やヘルマンの陰で暗躍する”魔人”勢力側も代わる代わる詳細に描写されるので、非常にわかりやすいドラマチックな物語が展開します。大げさに言えば正に大河ドラマを見ているような感じ。

グラフィック

原画はランス01から引き続きアリススフトの”魚介”さん。基本的なキャラデザはランス01や02のデザインを踏襲しています。さすがに旧作の「RanceIII」からはずいぶんと雰囲気が変わりました。
後期ランスシリーズを担当した織音(オリオン)さんとも微妙に違うデザインで、ややポップで明るくなったなった感じです。
イベントCGはHシーンが中心ですが、一部の戦闘シーンにもCGが付きます。あと何気にパッケージ絵も躍動感があって良いですね。

非常にたくさんのキャラが登場するためか、立ち絵にほとんど変化がないのがちょっと残念。

キャラクター

ランス
名前が表すとおり、本シリーズの主人公。「世界中の美女は俺のもの」と豪語する鬼畜戦士。
女は犯して気に入らない男は殺すのが信条なんですが、本当に男はあっさり殺します(笑

シィル・プライン
ピンク髪がトレードマークのランスの奴隷。食事の世話から荷物持ち、夜の相手まで何でもこなす。
クールタイムの短い魔法攻撃が出来るキャラは意外と少ないので終盤まで使えます。

リア・パラパラ・リーザス
ランス01で登場したリーザス王国の王女。ランスに”お仕置き”されてからは彼にぞっこん。
ヘルマンに捕らえられてからは酷い拷問を受けます。こういう描写があるのもランスシリーズならでは。
終盤でパーティーに加入しますが、上限レベルが低いので使いづらい。

見当かなみ
リーザス王国とリア王女に忠誠を誓う忍者。初登場はランス01ですが、名前が付いたのは今作が初。
リーザスを救うためにランスに助力を求めたため、ランスに良いように使われるというある意味一番気の毒な人。
攻撃力やHPが低めなのでやや使いづらいですが、たまに現れる「通常攻撃無効」の敵には頼りになります。

魔想志津香
いかにも魔法使い然とした自由都市カスタム四魔女の1人。初登場はランス02。
ランスのことが嫌いなツンツン娘。
戦闘では強力な全体攻撃魔法の使い手。味方全体を魔法攻撃から守る”マジカルバリア”も強力。

マリア・カスタード
元カスタム四魔女の1人で、現在は機械を愛するメガネっ娘。初登場はランス02。
自由都市義勇軍の初期リーダーで遠距離攻撃兵器チューリップ1号の開発者。
戦闘で使う砲撃は敵パーティーの一番後ろのキャラを狙うのでボス戦等で有用。

ミリ・ヨークス
カスタムの女戦士。男も女もいける両刀使い。初登場はランス02。
戦闘ではメインをはれるアタッカーですが、上限レベルが低いのが珠に瑕。

セル・カーチゴルフ
アリス神を奉ずるAL教の神官。今作が初登場。
戦闘では貴重な全体回復魔法持ち。長期戦になるボス戦では必須。

レイラ・グレクニー
リーザス親衛隊隊長。今作が初登場。
使いやすいアタッカーですが、加入が中盤以降な上にちょくちょくパーティーから外れるのが残念。

この他にも敵味方共に非常にたくさんのキャラが登場します。しかもどいつもこいつもキャラが立ってるので飽きさせません。
前作までのキャラが再登場したり、今作で初登場したキャラが今後のシリーズで活躍したりと、長期シリーズならではの面白さがありますね。

またこの作品はヒロイン以外のキャラも非常に魅力的に描かれています。リーザス側の将軍であるリックやバレスはもちろんのこと、ヘルマン側のトーマ・リプト ンやミネバ・マーガレット、皇子パットンの乳母であるハンティ・カラーといった脇役たちも重要な役割を演じます。一気に登場するのではなく、物語が進むごとに一人ずつ登場するので混乱することもありません。むしろ「またなんか新キャラキタ―――!」と盛り上がってしまうこと請け合い。

そして何より物語の核となる魔人の存在感が圧倒的。どう見ても腹に一物ある魔人ノス、美しいものを愛する金髪美形の魔人アイゼル、無邪気さと残酷さを併せ持つ魔人サテラ、三者三様の魅力があります。
また魔人は基本的に人間の攻撃が一切効かない”無敵結界”を有しているので出逢った瞬間逃げなければならないのですが、そういった魔人に対してランスたちがどう対抗していくのかも物語の見所。

ボイス

高橋さや(シィル)真中海(かなみ)橘まお(志津香)
鶴屋春人(マリア)
七ヶ瀬輪(ミリ)
小倉結衣(セル)早乙女綾(レイラ)萌花ちょこ(リア)香澄りょう北都南
手塚りょうこ姫川あいり桜川未央御苑生メイ白月かなめ
桜城ちか金松由花榊原ゆい榛名れん
由嘉鈍(ランス)古川徹人高天元忍斎乙参胸肩腎

主人公以外フルボイス。主人公ランスにも戦闘中は声がつきます。
ランスシリーズでは初期の雰囲気を守るためか、最終作のランス10までキャラクターボイスは一切使われかったのですが、今回のリメイクでシリーズ初めてボイスが付きました。
主要キャラの配役はランス01のアニメ版準拠。最初は「キャラのイメージを壊さないか?」とファンを心配させたのですが、蓋を開けてみれば大成功といった感じでしょうか。むしろここまでイメージ通りの声優さんを良く見つけてきたなと。

特にかなみ役の真中海さんはこれ以上ないくらいベストマッチ。喜怒哀楽の激しいキャラを上手く演じてる上に、ランスに対するツッコミはもはや芸術の域。さすがベテラン。
ちなみにかなみはとあるHイベントで別ゲームのコスプレ(中の人つながり?)をするんですが、「名義違うのに大丈夫か?」と心配になってしまいました(笑

またここでは書ききれなかったのですが、ちょい役の声優も異様に豪華。かわしまりのさんや秋野花さん、青葉りんごさんに有栖川みや美さんといった一線級の声優さんがしれっと出演しています。

BGM

BGM作曲は”DJ C++”さん。音楽鑑賞モードで聴ける曲は全部で50曲。一部は旧作からのアレンジ曲です。
シンセサイザーを使用した曲が多く、どことなく90年代前半のスーパーファミコン時代のような雰囲気を感じます。
それぞれの曲は1分半~2分半くらいの短い曲が多いのですが、非常に濃密な曲が多いので短さを感じません。音楽鑑賞モードで改めて聴いていても、「あれ?まだ1分しか経ってなかったの?」と思うこともしばしば。
中でも戦闘シーンに流れる曲は印象に残る名曲が多いですね。

お気に入りはイベント戦で流れる「丁々発止」、熱いメロディーがループするのかと思ったら突然挟まれるピアノが印象的。
ボス戦で流れる「死ぬし!死ねし!」はアコギとエレキギターの掛け合いが熱い。
魔人戦で使われる「彷徨兎~サマヨウ~」は個人的に一番のお気に入り。シンセを使った非常に燃える曲なんですが、終盤に突然現れるピアノソロの旋律が魔人アイゼルの心情を表してるような気がします。
「デストラクタ」はラスボス戦にふさわしい壮大な曲。導入部の「で~~ん♪で~~ん♪で~ん♪で~ん♪でんっ♪でんっ♪でん♪でん♪でん♪でん♪」というドラムの四拍子のリズムは定番ではありますが盛り上がりますね。

主題歌

ランスシリーズでは伝統的に主題歌は付かないのですが、さすがに今回のリメイクでも歌は付きませんでした。

ムービー

プロローグの後、1分弱の短いムービーが流れます。見返したいときは回想モード5ページ目のいちばん右上のシーンがOPムービーを含んでいます。
内容は簡単なキャラ紹介とイベントCG、戦闘シーン等をカッコよくつなげたもの。戦闘シーンやダンジョン内でのゲーム的な操作もそのままムービーに使ってるんですが、これはちょっと違和感がありますね。なんだか販促PVみたい。

攻略

RPGパートの難易度はそんなに高くありません。システムが独特なので最初はとっつきにくいですが、戦闘の流れやスキルの特徴をつかめばサクサク進むと思います。ダンジョンを適当に進んで適度に敵と戦っていけば自然とレベルも上がっていきますが、中盤まではパーティーメンバーを固定せず、万遍なくキャラを育てていったほうがいいですね。イベントで主力キャラが抜けちゃったり、パーティーを複数に分けて進むことも結構ありますし。

ボス戦はちょっと手ごわいのでしっかり準備して挑んだほうが良いかも。パーティーが全滅すると即ゲームオーバーになるので、ボス戦の手前ではアイテムを使って出来るだけセーブしておきましょう。ボスの位置はダンジョンの”カード”に表示されるのでわかりやすいですし、基本的にダンジョン内からはキャンプ画面 で”帰り木”を使えばいつでも外に出られるので、消耗していたりレベルが足りなかったりしても簡単にやり直せます。

プレイ時間は人によって大きく違ってくると思いますが、だいたい30~40時間くらいでしょうか。ストーリーと直接関係ないイベントやダンジョンを飛ばせばもっと短くなると思います。
途中でシナリオが分岐することのない一本道なので、やろうと思えば一回のプレイで全てのCGや回想シーンが埋まりますが、全部見るのは結構大変。普通にプレイしていては気付きにくいものもいくつかあるので、フルコンプには攻略サイトが必要かも。

Hシーン

シナリオ上のHシーンは40個くらい。一部はランス以外のキャラによる陵辱があります。またそれとは別に女の子モンスターを倒した後のサービスシーンが20個弱。

立ち絵のある女の子キャラにはほとんどHシーンがあるんですが、ランスシリーズらしくランスが女の子を無理やり襲うシーンが多いですね。ただランスの場合は そんなに陵辱色が濃いわけではなく、ギャグシーンの延長のような感じです。女の子たちも犬に噛まれた程度に思ってる娘が多いですし。
あるイベントで”処女”が必要になるんですが、ランスが「なぜこれだけ女がいて非処女ばかりなんだ」とぼやいたら、その場にいた女の子たちから「誰のせいだ!」と総ツッコミされたときは爆笑してしまいました(笑

感想

元の作品が名作なだけに発売前はいろいろ心配されましたが、結果的には大成功と言えるリメイクとなった『ランス03リーザス陥落』。

戦闘システムはかなりシンプルでキャラ育成の自由度も少なく、やりこみ要素は一部のダンジョンだけで周回要素もないため、正直なところ他のランスシリーズに比べるとゲーム性は低いかもしれません。
でも重厚で壮大なシナリオはそのまま引継ぎ、さらに一部のイベントは旧作よりアレンジされていてより盛り上がるようになってます。
特に敵の将軍や魔人たちとの戦闘シーンは、ゲームとしての戦闘だけでなく、その前後でしっかり文章でも描写されるのでメチャクチャ燃えました。敵将トーマ・リプトンとの一戦はこの作品の中でも屈指の名シーン。

さらにリメイク前よりも登場キャラクターが増えていて、後の作品で登場するキャラクターが活躍していたりするので、これまでランスシリーズをプレイした人にとっても楽しめる内容になっています。
というかこれ、01に続いてアニメ化したら結構人気出ると思うんですよ。地上波は・・・ちょっと無理かもしれないけど、OVAで出たら絶対買うって人は多いはず。

この『リーザス陥落』はランスシリーズの中でも初めて魔人や魔剣カオスが登場したり、遥か昔の魔王の歴史が語られたり、国家の存亡にランスが関わるようになったりと、その後のシリーズの方向性を決定付けた作品として有名なので、ランスシリーズをプレイするのであれば(最終作ランス10を楽しむためにも)ぜひ押さえておきたい名作だと思います。

ちなみにエンディングは思いっきり次回作を意識した終わり方になってます。これは当然04リメイクがあるんですよね?アリスソフトさん?

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