2010年代作品

エロゲーレビュー『WHITE ALBUM2』(Leaf 2010年)

シナリオライター丸戸史明氏が自ら企画をLeafに持ち込み、全精力を挙げて作り上げた恋愛物語『WHITE ALBUM 2』。略称は「ホワルバ2」もしくは「WA2」。ユーザーからの評価が非常に高く、通販サイトげっちゅ屋の2011年美少女ゲームラ...
2020年代作品

ノベルゲームレビュー『飢えた子羊』(ZerocreationGame 2024年)

ギャルゲーの文化や市場が最も成熟しているのが日本であることは疑いようがないと思うのですが、最近は海外のデベロッパーやクリエイターの方が制作した作品も結構増えてきました。今回紹介する作品は中国の零创游戏(ZerocreationGame)とい...
2000年代作品

エロゲーレビュー『ef – a fairy tale of the two.』(minori 2006年~)

「エロゲーなんて紙芝居ゲーだ」なんて揶揄は結構昔から言われていることですが、私はあんまりそういうの気にしないんですよね。面白ければ紙芝居でもよくね?と思うタイプなので。紙芝居ゲーだからこそ味わえる感動や驚きというものも確実にあると思います。...
2010年代作品

エロゲーレビュー『なないろリンカネーション』(シルキーズプラス 2014年)

老舗ブランド・エルフのスタッフが(泥舟から脱出して)新たに立ち上げたブランド・シルキーズプラス(製作チーム:WASABI)の記念すべき第1作『なないろリンカネーション』。略称は「ななりん」。(ちなみに最初の”な”にアクセントを置くのがオフィ...
2000年代作品

エロゲーレビュー『装甲悪鬼村正』(ニトロプラス 2009年)

熱い燃えゲーを数多く生み出してきたブランド・ニトロプラスが、創立10周年を記念して制作したスラッシュダークADV『装甲悪鬼村正』。正にニトロプラスの10年間の活動の集大成といった感じの大作です。2009年2chベストエロゲ投票3位。この年は...
2000年代作品

エロゲーレビュー『大悪司』(アリスソフト 2001年)

今回紹介する作品は「遊べるエロゲー」を多数創り出している老舗ブランド・アリスソフト制作による地域制圧型SLG『大悪司』。この作品はこの後、同様のコンセプトで『大番長』『大帝国』とシリーズ化された人気作です。(ストーリーのつながりはありません...
2000年代作品

エロゲーレビュー『沙耶の唄』(ニトロプラス 2003年)

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』等の脚本で知られる虚淵玄うろぶちげんさんがシナリオを担当した作品『沙耶の唄』。ただでさえ尖った作風の多い虚淵作品の中でもさらに異色な作品です。分岐も少なく、オールクリアまで10時間もかからない短編ですが、内容...
2010年代作品

エロゲーレビュー『きまぐれテンプテーション』(シルキーズプラスWASABI 2019年)

主人公のことを「ダーリン」呼びするヒロインってなんとなく昭和チックな香りがしません?『うる星やつら』のラムがいちばん有名だと思いますが、エロゲだと『ランス』シリーズのリアなんかもそうですね。ランスはギリ平成ですけど。今回紹介するのはそんな「...
2020年代作品

エロゲーレビュー『アンラベル・トリガー』(Archive 2024年)

最近はニュースを見ると、ほぼ毎日のように戦争の情報が流れてきてちょっと感覚がマヒしてしまった面もありますが、逆に戦争や平和について考えることも多くなってきました。やっぱ現実の戦争は嫌ですね。今回紹介する作品は「―ここが平和センソウを巡る最前...
2020年代作品

エロゲーレビュー『冥契のルペルカリア』(ウグイスカグラ 2021年)

美少女ゲームの世界では作中に「演劇」を取り入れた作品をちょくちょく目にします。古いところではKeyの『CLANNAD』や130cmの『彼女たちの流儀』など。こういう作品は劇中劇の物語を本編とリンクさせたり、役者をするキャラクターの二面性を描...