今回紹介するのは2017年よりぱれっとから発売された連作エロゲー『9-nine』(ナイン)。
エピソード別に4分割されて1年ごとに発売されたことでも有名で、最終作の『9-nine-ゆきいろ~』はGettyu美少女ゲーム大賞2020で4位、2020年5chベストエロゲ―投票では2位。先日Twitter上で盛り上がり、私が勝手に集計させていただいた「好きなエロゲ10選」では堂々の1位となった人気作です。
物語は地震をきっかけに異世界と繋がってしまったある街を舞台に、異世界から流入した謎のアイテム「アーティファクト」を入手し異能力が使えるようになってしまった少年少女たちを描く学園ファンタジー。
互いの能力を駆使してバトルが繰り広げられる、ちょっと前のラノベのような熱い展開のある燃えゲーとしても楽しめる作品です。
またキャラクターを演じる声優さんが非常に豪華なのも特徴的。
非常に演技力の高い「なんかどっかで聴いたことのある声」が物語を彩ります。
特殊能力を駆使するラノベや燃えゲーが好きな人におすすめの作品です。
エピソードが進むごとに尻上がりに面白くなっていくので、決して1作目で切らないようにしてください。
またネタバレを防ぐためWikipediaやAmazonのレビュー等は見ないようにしましょう。公式サイトや販売サイトも第1作の『ここのつ』(もしくは全年齢版サイト)以外見ないほうがいいと思います。
2025年7月には『9-nine- Ruler’s Crown』というタイトルで待望のTVアニメ化も果たしました。
アニメ制作はピー・アール・エー、監督は『一騎当千』シリーズなどを手掛けた超ベテランの大畑晃一さん。
大筋ではゲーム本編をなぞった物語ですが、所々でアニメならではの独特な演出も入っています。
- 特殊能力を駆使したファンタジーバトル
- 心を折りにくる鬱展開
- 実力派声優による名演
購入ガイド
タイトル | 対応OS | 発売日 | 入手難度 |
---|---|---|---|
9-nine- ここのつここのかここのいろ | Vista 7 8 10 | 2017.4.28 | 易 |
9-nine- そらいろそらうたそらのおと | 7 8 10 | 2018.4.27 | 易 |
9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ | 7 8 10 | 2019.4.26 | 易 |
9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと | 7 8 10 | 2020.4.24 | 易 |
9-nine- | 8 10 | 2021.4.23 | 易 |
9-nine- | Switch PS4 | 2022.6.23 | 易 |
PC18禁版は前述のとおり、エピソードごとに4分割して発売されています。特典の類は特になく、B5ブックレット状のパッケージに収納されているのでコンパクトです。
『そらいろ』と『ゆきいろ』に関しては抱き枕カバー付きのものがありますが、こちらは定価越えのプレミア化しているうえにやや入手困難です。
公式では『ゆきいろ』以外はどの順番でプレイしても良いとアナウンスしていますが、できるだけ発売日順にプレイしましょう。
タイトルだけだと順番がわかりにくいですが、サブタイトルの”あいうえお順”でプレイすればOKです。「こ→そ→は→ゆ」と覚えてください。パッケージにはちっちゃくエピソード番号も表示されています。
サブタイトルなしの『9-nine』は4つをまとめた完全版。解像度がフルHDに対応し、キャストによるクリア記念インタビューが収録されています。
全年齢版なのでHシーンは削除されてますが、新規主題歌とアフターストーリーの「新章」を追加。
パッケージ版は通常版と豪華版があり、通常版には特典としてサントラCDが、豪華版にはそれに加えてドラマCD・特別冊子・複製色紙・アクリルパネル・ピンバッジ・キーホルダー・Tシャツ等の特典が付きます。
追加された「新章」は単独でダウンロード販売もされています。(Hシーンなし)
今から買うなら全年齢版の『9-nine』を推奨。サントラが欲しければパッケージ版で。
ダウンロード版はDMM・DLsite・Steamで配信されていますが、DLsiteは全年齢の完全版のみ。Steamでは基本的に全年齢の分割版のみの配信になりますが(単品をまとめたバンドル版はあり)、定価がちょっと安くなります。(一応SteamではR-18化パッチがありますが日本からは接続不可)
DMMでの完全版は全年齢サイトでしか扱っておらず、18禁サイトでのクーポン等は使えないので注意してください。
どのプラットフォームでもちょくちょく割引セールの対象になることがあるので、安い時期を狙ったほうがお得です。
Hシーンを見たければ個別の18禁版を揃えましょう。DL版はFANZA独占になります。
ただ1本1本の値段は安い(税込3080円)のですが、4本揃えると特典もないのに結構な値段になるんですよね…。一応単品のDL版も定期的にセールになっていますが。
システム
システムは通常のAVGタイプ。18禁版の画面サイズは1280×720。(全年齢版は1920×1080)
バックログからのロールバックや「次の選択肢に進む」機能など、プレイするうえでの一通りの機能はそろっています。
ただプレイ中はマウスカーソルが消えなかったり、オートモード中は一旦キャンセルしないと他の操作を受け付けなかったりするので、2010年代後半のソフトにしては微妙に不親切かも。
お気に入りボイスの登録もできないですし。
セーブやロードなど各種機能のボタンはメッセージウインドウの下部にまとめられているんですが、背景によっては色が溶け込んでしまって見にくくなることもありますね。
キーボードショートカットが充実しているので、操作はキーボードで行ったほうがいいかもしれません。
またパッケージ版はインストール時にプロダクトIDの入力を要求されるので、IDの書いてある紙のマニュアルは無くさないようにしましょう。ネット認証をしているわけではないので中古品でもプレイできます。
私の環境だとたまにソフトの起動時にもIDの再入力を求められることがありましたが、キャンセルして再起動させれば普通にプレイすることができました。
シナリオ

シナリオ担当は『なないろリンカネーション』や『あけいろ怪奇譚』など数々の名作を生み出し、10年代以降を代表するシナリオライター”かずきふみ”さん。
物語は学園都市である白巳津川市を舞台に、地震によって神社の”神器”が壊れたことをきっかけに異世界と繋がってしまい持ち主に特殊な能力を与える「アー ティファクト」がこちらの世界に流出。普通の学生だった主人公・新海(にいみ)翔をはじめとする少年少女が与えられた能力に戸惑っているうちにとある事件が起こる…、という学園ファンタジーもの。
序盤は事件の犯人を捜すミステリーチックな雰囲気から始まります。
シナリオは開始早々本題に入りますし、日常シーンとシリアスなシーンが交互に来る感じなのでダレずにテンポよく進めることができるますね。
2作目の「そらいろ」以降は序盤の共通部分はさらっと流されるので、スキップする必要もありません。
ギャグシーンの台詞なんかは、いかにもかずきさんらしい調子で笑わせてくれます。特に妹の天(そら)が絡むシーンはCVの沢澤さんによる絶妙な演技もあってまるで夫婦漫才。もうお前らM-1出ちゃえよ(笑
ただちょっと世界設定が複雑なので説明が長くなってしまうことが多々あり、長い説明を聞いた後でもよくわからないところはあるかも。私の読解力が足りないだけかもしれないけど。
まぁわかんなくても「とりあえずアイツのせいでああなった」みたいなざっくりした理解でも物語は楽しめると思います。
グラフィック

原画は『ましろ色シンフォニー』で一世を風靡した和泉つばすさん。
イベント絵は各エピソード20枚くらいで、トータル82枚。それ以外にユニゾンシフトのぺろさんによるSD絵が数枚ずつあります。
つばすさんは非常に高品質で可愛らしい絵を描かれる方ですね。きりっとした表情も凛々しい。
特に瞳の描き方が特徴的で、まるで黒目の中に世界が広がっているような独特の深みのある目をしています。じっと見ていると引き込まれそう。
春風や希亜に見られる前髪の上あたりに謎の空間(インテーク)のある髪型は00年代くらいに流行った形状ですが、うまいこと現代風になっている感じなので古臭さはありません。
各キャラに後ろ向きの立ち絵があるのもいいですね。
演出の幅も広まりますし、何気に後ろ向き立ち絵のある作品って名作の証だと思います。
キャラクター

九條 都
巨大企業のお嬢様だが金銭感覚は庶民的。EP1「ここのつ」ヒロイン。
活発ではないが気遣いのできる優しい少女で、学校でも友達が多い。
新海 天
主人公の実の妹。明るい性格ではあるが友達はそんなに多くない。EP2「そらいろ」ヒロイン。
暇を見ては兄の部屋に入り浸り、軽妙なやり取りでプライヤーを笑わせる。
香坂 春風
主人公と同じ学園の3年生。普段は気が小さく引っ込み思案で友達もいない。EP3「はるいろ」ヒロイン。
実はアニメや漫画が好きな重度のオタク。あとおっぱいでかい。
結城 希亜
普段はゴスロリファッションに身を包み、厨二病的な台詞をつぶやく痛い少女。EP4「ゆきいろ」ヒロイン。
主人公たちと学校は違うが、都がバイトする喫茶「ナインボール」の常連で主人公と接点を持つ。
新海 翔
本作主人公で白泉学園に通う2年生。実家から離れて一人暮らし中。
普段はダラッとしているが責任感があり意志も強い。
登場人物はこれ以外に翔の友人の深沢与一、翔の担任の教師であり神社の巫女でもある成瀬沙月、異世界からの来訪者ソフィーティアなど。
2作目から登場するキャラもいますが、主要キャラは全部で10人ほど。
キャラの数は多くもなく少なくもなくという感じですが、全てのキャラが物語に深くかかわってくるので非常に無駄のないキャラ配置です。誰一人欠けても物語が成り立ちません。
ボイス
澤田なつ/福圓美里(都) | 沢澤砂羽/種﨑敦美(天) | 渚しろな/山岡ゆり(春風) | 夏和小/藤田茜(希亜) |
荒井さん。/新井里美 | ひな葉月/武田華 | 小鳥居夕花/高森奈津美 | 紅茶葉/山本和臣 |
寺竹順/阿部敦(翔) | ほうでん亭センマイ/杉田智和 |
主人公含めフルボイス。
主人公のボイスを聴くかどうかはゲーム開始時に決められますが、あとから変更することもできます。
名前を見る限り、思いっきりアニメ化を意識したキャスト陣ですね。実際アニメ化の際は全年齢版のキャストがそのまま担当しています。
当然皆さん上手いのですが、なかでも天役の沢澤砂羽さんの演技力は飛びぬけています。
声も演技も天というキャラにベストマッチ。
翔役の寺竹さんはもう正に”主人公声”という感じ。『ゆきいろ』での緊迫感や絶望感の漂う演技は見事としか言いようがありません。
ほうでん亭センマイさんは演技は申し分ないというかいつものあの声なんですが、ちょっと立ち絵からくるイメージとは離れているような気も…。
ソフィーティア役の方は声質といい言葉遣いといい、もうなんというかはっきり言って黒子ですね。名義も隠す気なさそうですし。翔との絡みは某レールガンにしか聞こえません(笑
Yotubeの公式チャンネルから全年齢版声優によるWEBラジオも配信されています。
またヒロイン別のASMR(全年齢版)も出ているのでお好みで。
BGM
BGMの作曲はアブカワオサムさん。曲数は30曲弱と少な目。(18禁版だと正確な曲数がわからない…)
個人的お気に入り曲は、まったりとした日常曲「with sweetness」。ずっと聴いていられる心地よさがあります。
終盤で流れる「Zepto EarnesT」はRPGのラスボス戦みたいな感じ。
「mile likelihood」は逆境から逆転する正に勝ち確BGM。
主題歌
タイトル | 作詞 | 作・編曲 | 歌 | 備考 |
---|---|---|---|---|
「ReAliZe」 | SugarLover | 山口たこ | 米倉千尋 | OP |
「ふたり」 | SugarLover | 田中俊裕 | 米倉千尋 | ED |
「ソラノキオク」 | rino | CHO-NAN | 米倉千尋 | OP |
「ここにある空」 | rino | Hijiri Anze | 米倉千尋 | ED |
「ハルトキ~Spring Moment~」 | rino | 堀江晶太 | 米倉千尋 | OP |
「そして愛になる」 | rino | 堀江晶太 | 米倉千尋 | ED |
「DEAR MY WAKER」 | 山口たこ 堀江晶太 | 山口たこ 堀江晶太 | 米倉千尋 | OP |
「Squall」 | MEGUMI | CHO-NAN | 米倉千尋 | 挿入歌 |
「Be braver!」 | 山口たこ | 山口たこ | 米倉千尋 | ED |
「InFINITE Line」 | 山口たこ | 椎名豪 | 米倉千尋 | OP |
「InFINITE Line ~Grand ver.~」 | 山口たこ 小梅蓮 | 椎名豪 鎌田瑞輝 | 米倉千尋 | ED |
主題歌を歌うのはアニソンシンガーのちっひーこと米倉千尋さん。
すべての作品のOPとEDを担当しています。どんだけ米倉さん好きなんだ(笑
「InFINITE Line」は全年齢版の曲になります。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、18禁版は音楽モードが作品ごとに収録されてるのでまとめて聴けないのが残念です。ただほとんどの曲はサブスク解禁されているので各種配信サイトで聴くことができますし、ボーカルコレクションがデジタル販売もされています。
個人的お気に入りは『ゆきいろ』のOP「DEAR MY WAKER」。
静かなピアノの音で始まったと思ったら一気にガツンとくるイントロで心をつかみます。サビ以降は米倉さんらしい勢いのある曲で聴いてて気持ちいいですね。
歌詞の内容も凄く良くて、最後までプレイした後に聴くと涙が出てきます。
物語の最後を締める『ゆきいろ』のエンディング曲「Be braver!」は非常に明るくて爽やかな曲。一般的なエロゲーならこっちをOPにしてもいいくらい。
ムービー
各エピソードそれぞれに独自のOPとEDムービーがあります。
ムービー制作はPRHYTHM VISION(プリズムビジョン)。
単に立ち絵やイベント絵を流すだけでなく、うまいこと加工しているのでオシャレでクールなムービーになっています。
ムービーの最後にヒロインの名前とエピソード番号が表示されるのはカッコいいですね。
各ムービーはクリア後に回想モードから見られます。Youtubeの公式チャンネルでも配信されてますが、「はるいろ」以降のムービーはある種ネタバレなのでプレイ前は見ないほうがいいかも。
攻略
基本的に一本道のシナリオですが、一部のルートのみ選択肢で分岐する場合があります。
分岐する場合もそんなに難しくはないので、未読の選択肢を選んでいけば簡単にEDにたどり着くはずです。
話が終わったのかどうかわからないこともあるかもしれませんが、回想モードのCGがすべて埋まっていれば終了です。
本編の総プレイ時間はゆっくりやって35~40時間くらい。EP3までが8~10時間前後、EP4はちょっと長くて12~15時間くらいでしょうか。
主人公もフルボイスなので、オートモードでプレイするとシナリオのボリュームのわりにプレイ時間はやや長くなります。
Hシーン

回想モードに登録されるHシーンはヒロイン1人につき5シーンほどですが、連続で行われるシーンもあるので物語中では実質3回ほど。
1つのシーンでだいたい2~3回くらいするのでそこそこボリュームがあります。
少ないながらも卑語をしゃべりますが、伏字やP音による修正はありません。
何より特徴的なのは行為の最中にヒロインのCGが動きます。
いわゆるアニメとは違いますが、イベント絵をLive2Dのようなもので動かす形で、結構臨場感が出てる感じ。おっぱいも自然に揺れます(笑
一部の抜きゲーやエロソシャゲなんかでよく見かける演出ですが、シナリオゲーでは珍しいですね。
行為自体はかなりオーソドックスなもので、変なプレイはありません。
ほとんどの行為で最後は中に出しますが、アーティファクトの能力を使って避妊したりします。便利な能力だな(笑
感想

この作品はTwitterや各種レビューサイトでもかなりの人気なんですが、そんな評価に違わぬ作品でした。
各エピソードはそこまでボリュームのあるわけではないものの、非常に濃密な物語であっという間に引き込まれます。
プレイ中は先が全く読めないので、この先どうなるのかとワクワクしながら進めていました。
各ルート終盤のバトルシーンはかなり燃えますね。
いわゆる異能力バトルものですが、登場人物の能力が必ずしも戦闘に特化したものでもないので、事前に緻密な作戦を立てて相手との能力差を補う緊迫した戦闘は見ごたえがあります。
4人のヒロインと4つのエピソード
また物語だけでなくヒロインのキャラクター性も秀逸。この辺は萌えゲーメーカーであるぱれっとの実力がいかんなく発揮されてる感じ。
4人のヒロインがみんな可愛く個性的で、このままキャラゲーとして作っても人気が出そうです。
個人的には面白おかしいやり取り魅力のブラコン・天がお気に入り。Hシーンで笑い転げたのはこのキャラが初めてです。天とのHシーンを見るだけでも18禁版を買う価値はあると思います。
イチャラブシーンでは希亜もいいですね。普段は孤高を気取っていた希亜が2人きりのときにべったりと甘えてくる展開は定番ながら悶えます。
その他のキャラも物語中ではシリアスなシーンとイチャラブなシーンがはっきり分かれているので、安心して楽しむことができますね。
4つのエピソードのうち、正直なところEP1の『ここのつ』はちょっと消化不良というか肩透かしな面もあるのでファンの評価も低いのですが、まぁ言ってみれば序章なので仕方ないでしょう。
EP2・EP3と話が進んでいくにつれ次々と事件やキャラクターの秘密が判明し、正に起承転結といった感じで尻上がりに面白くなっていく物語構成です。
そして最終章の『ゆきいろ』はこの作品の真骨頂。途中でかなり心が抉られる展開もありますが、そこからラストにかけてのカタルシスが半端ありません。
過去の名作を受け継ぐ作品
正直なところ、演出や世界設定はいい意味で過去の名作美少女ゲームの影響を強く受けていると思しきところがいくつかありますね。
もちろんこれはパクリとか焼き直しみたいなネガティブなものではなく、過去の名作の美味しいところをアレンジして更なる名作として世に出そうとしたという意思を感じます。こうやって作品の系譜みたいなものが未来へと繋がっていくんでしょう。
ただ物語自体は凄く良かったのですが、終わり方があまりスッキリしないというか完全なハッピーエンドというわけでもないので、個人的にちょっと後味の悪さが残る面もある気がします。まぁこれは話の構造上仕方ないのかもしれませんし、追加された『新章』である程度フォローはしてるんですが。
もちろんお話としては完結してますし、キャラクターもシナリオもすべてに無駄のない構成は正に名作と呼ぶにふさわしいかと。
分割販売や完全版商法の賛否はあると思いますが、それを補って余りある魅力的なキャラクターと予測不能の物語は2010年代を代表する作品だと思います。
ネタバレを防ぐためにふわっとした紹介しかできませんでしたが、詳しい内容は実際にプレイして確かめてください。