美少女ゲーム傑作選

飯塚昭三さんを偲ぶエロゲー5選

最近アニメ業界では有名人の訃報が相次いでいて、Twitterで誰かの名前がトレンドに上がるたびに「まさか…」と身構えてしまうこともしばしば。

そんな中届いてきたのが飯塚昭三さんの訃報。

飯塚昭三さんといえば鉄腕アトムや鉄人28号といったアニメ黎明期の作品から出演されている、言わずと知れた声優界のレジェンド。
私らの世代には「機動戦士ガンダム」のリュウ・ホセイ役や「ドラゴンボールZ」のナッパ役、「北斗の拳」の山のフドウ役等で非常になじみのある声優さんでした。なんとなく恰幅のいいおっさん役といえば飯塚さんという感じでしたね。リュウさん18歳だけど。

実は飯塚さんはギャルゲーにも出演されていて、数こそ少ないですがエロゲーのコンシューマ化やアニメ化の際は名前を見かけたりしました。
今回はそんな飯塚昭三さんの関わった作品をいくつか紹介したいと思います。

『真剣で私に恋しなさい!』(みなとそふと 2009年)

ブランドシナリオ原画発売日
みなとそふとタカヒロwagi2009.8.28

男女ともに膨大なキャラクターが登場する格闘ラブコメ、通称「マジ恋」こと『真剣で私に恋しなさい!』。ハチャメチャでありながら仲間との絆も描いた作品です。
飯塚さんは主人公のクラスメイトでマイペースな大食漢・熊飼満役をPS3版にて担当しています。(PC版は声のよく似た山田葵さん)
ぶっちゃけあんまり学生には聞こえない声ですが、そのぶん逆にレアなキャラかも。

この作品はその他のキャラにも超豪華声優陣を起用したことで有名で、アニメファンなら誰もが一度は聞いたことがあるであろう声の持ち主が多数出演されています。

ワルキューレロマンツェ 少女騎士物語(Ricotta 2011年)

ブランドシナリオ原画発売日
Ricotta北川晴 他こもりけい2011.10.28

甲冑を着た騎士が馬に乗って互いに槍で攻撃し合う実在のスポーツ、ジョストをテーマにした作品です。
主人公やヒロインたちが通うジョストの名門校・ウィンフォード学園において、厩舎で馬の世話をするジェイムス・アスムッセン役を(アニメ版において)飯塚さんが担当されてます。(PC版はこちらも山田葵さん)
こういう「経験豊富な超ベテラン」の役を演じさせたら飯塚さんの右に出る者はいません。

また何気にこの作品も脇役の声優さんが豪華です。アニメ版だと西村知道さんや下屋則子さんとか出てますし。

『マブラヴ オルタネイティヴ』(2006年 âge)

ブランドシナリオ原画発売日
âge吉宗鋼紀Bou2006.2.24

地球外生命体”BETA”と人類との熾烈な戦いを描く、ageの超大作燃えゲー『マブラヴオルタ』。
その中盤最大の山場、佐渡島の戦いこと甲21号作戦において作戦の指揮を執っていた、巡洋艦最上の艦長・小沢提督を飯塚さんが演じています。しかもこの作品は18禁版でも表の名義でクレジットされてるんですよね。

ちなみにこの作戦に登場する他の艦長役も豪華で、戦艦信濃の安倍艦長は浜五郎さん(全年齢版は小杉十郎太さん)、戦艦大和の田所艦長は巌蝉秋さん(全年齢版は秋元羊介さん)が担当されてます。
残念ながら2022年のアニメ版では全員全くの別人に変更になってしまいましたが、飯塚さんと小杉さんはスピンオフ作品である「トータルイクリプス」に登場します。

EVE burst error R(2016年 El Dia)

ブランドシナリオ原画発売日
El Dia菅野ひろゆき田島直2016.4.28

冴えない私立探偵・天城小次郎と日本の内閣調査室のエージェントである法条まりなをW主人公にして、2つの視点を交互に切り替えながらとある大きな陰謀に挑んでいくミステリーアドベンチャー作品です。
1995年に発売されたオリジナル版はボイス無し作品でしたが、その後移植されたサターン版からボイスが追加。
その後何度も移植やリメイクが繰り返され、2016年にEl Diaから発売されたPC向けのフルリメイク版が最新版になっています。

飯塚さんが担当しているのは主に小次郎編に登場する情報屋・グレン。ドレッドヘアーにサングラスという飯塚さんにしては若いキャラです。
2016年のリメイク作は全年齢版の『~R』と18禁版の『~A』があるんですが、大半の声優さんがそれぞれ全くの別人になっています。飯塚さんの声を聴くのであれば全年齢版の『~R』をプレイしましょう。

うたわれるもの -散りゆく者への子守唄-(AQUAPLUS 2006年)

ブランドシナリオ原画発売日
Leaf菅宗光みつみ美里 甘露樹2002.4.26(PC)
2006.10.26(PS2)

古代の日本と剣と魔法の世界をミックスしたような世界観が特徴的なSRPG『うたわれるもの』。
記憶をなくし仮面をつけられた青年・ハクオロを中心に小国が全国を統一していく大河ドラマのような作品です。

こちらも最初に発売されたLeaf制作による18禁版はボイス無し作品でしたが、コンシューマ化の際にボイス追加されました。
現在はその全年齢向けコンシューマ版がPCに逆移植されSteamで配信されています。ただこれ値段がちょっと高い(なぜか続編のほうが安い)ので買うならセール時を狙いましょう。

飯塚さんが声を担当するのは、中盤から登場するクンネカムンの武人・ゲンジマル。こういう初老の達人は飯塚さんの真骨頂ですね。


飯塚さん関連の作品は正直かなり少ないので5作品しか紹介できなかった上に、下2つはエロなし全年齢版になってしまったんですが、その分名作ぞろいでハズレがありません。
飯塚さんが出演されている作品は、共演している他の男性声優さんも豪華という印象がありますね。

年齢を考えると出演当時も結構なお歳だったはずですが、そんな大ベテランが出演してくれるんですから美少女ゲームファンとしては感謝しかありません。

心より飯塚昭三さんのご冥福をお祈りいたします。

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