私らみたいなエロゲーオタクってよく「恋愛に興味ないの?」って言われるんですが、まあ大半の人は普通に興味ありますよね。むしろ興味あるからエロゲーなんてやってるわけで。
でも世の中の恋愛物語って恋愛小説にしろ恋愛映画にしろだいたい女性向けなんですよね。
男性向けの恋愛物語ってオタク向けのラブコメ漫画やアニメ、あとはそれこそエロゲーくらい。
むしろ一般の男性諸氏って恋愛物語に興味ないんでしょうか。
というわけで今回紹介するのは2020年に発売された純愛エロゲー『アマカノ2』。
制作はNEXTON系列のあざらしそふと。萌えゲーアワード2020において純愛系作品賞金賞を受賞した、まさに恋愛物語に振り切った作品です。
タイトルのナンバリングは「2」となっていますが、アマカノシリーズとしては『アマカノ』(2014年)『アマカノ ~Second Season~』(2015年)に続く実質3作目。シナリオはもちろん、舞台やヒロインも一新されているのでこの作品から始めても問題ありません。
ただ過去のキャラもゲスト的に出演するので、過去作をプレイしておくとニヤッとできます。
どんな特徴?
この作品は北陸地方の街に住む主人公の学生が偶然出会った転校生の少女、年下のクールな従妹、隣に住む幼馴染のお姉ちゃんの3人の中から一人を選んで恋を育んでいく純粋な恋愛物語です。
特徴を一言でいえばヒロインとの純愛に特化した物語であること。
余計な鬱要素はなく、恋人になるまでのドキドキ感や恋人になってからの甘々なイチャラブ生活を余すところなく堪能できます。
ヒロインが不治の病に侵されたり主人公の選択で世界が破滅したりしないだけでなく、恋人との仲を引き裂くような悪役もいなければ複数のヒロインと三角関係になったりもしません。
可愛いヒロインとの初々しくて純粋な恋を安心して楽しめる作品です。
加えて特徴的なのが人気原画家・ピロ水さんによる繊細で美麗なグラフィック。
キャラデザインはもちろんのこと、髪の流れ方や光の当たり方など非常に美しく描かれ、他の美少女ゲームのイラストとは一線を画しています。
どんな人におすすめ?
往年の名作『アマガミ』のような、ヒロインとの純粋な恋やイチャラブが好きな方におすすめ。
逆にシリアスな展開はほとんどないので、ドキドキすることはあっていもハラハラすることはありません。物語の起伏を求めるような人には合わないかも。
この作品は少しずつ変化していくヒロインの様子を愛でる作品です。
ストーリーは王道的で恋愛描写も非常に丁寧なので、初心者さんの最初の一本としても最適。
Hシーンも比較的濃厚で数もそれなりにあるのでそっち方面も期待してOKです。おっぱいも大きいですし(笑
「ヒロインとの恋愛を体験する」という、美少女ゲームの原点に立ち返ったような作品ですね。
- 甘々な純愛ストーリー
- 秋を意識した美麗なCG
- 非常に丁寧な恋愛描写
- ストーリーに起伏が少ない
- ヒロイン以外に立ち絵なし
- 初Hまでが意外に長い

【購入ガイド】『2+』とのセットを推奨
| タイトル | 対応OS | 発売日 | 入手難度 |
|---|---|---|---|
| アマカノ2 | 8 10 | 2020.4.24 | 易 |
| アマカノ2 ~Perfect Edition~ | 8 10 | 2022.3.25 | やや難 |
| アマカノ 2+ | 10 11 | 2023.4.28 | 易 |
| アマカノ 2 ~Limited Edition~ | 10 11 | 2023.4.28 | 並 |
| アマカノ 2 ~Limited Edition~ (再販版) | 10 11 | 2025.12.19 | 並 |
| アマカノ2 | Switch | 2025.12.25 | 易 |
無印のパッケージ版は一般的な大判の紙パッケージ。特典としてトレカが付きます。
『~Perfect Edition』は立ち絵のE-moteを進化させ、モーションおよび裸・下着パッチを追加したもの。無印からも無料でアップデートできますが、ユーザー登録が必要なので基本的に中古では不可。
『アマカノ 2+』は本編の後日談と新ヒロイン1人のルートを収録した続編的なファンディスク。本編とセットになった『Limited Edition』も発売されています。
HシーンをカットしたCS版は今のところSwitchのみ。
今から買うならDL版(FANZA独占)を推奨。もちろん無料で『Perfect Edition』にアップデートすることもできます。(逆に言えば手動でアップデートしなくてはいけないので、忘れないようにしてください。DL版のアップデートページはこちら)
雰囲気が気に入りそうなら続編の『2+』がセットになっている『アマカノ2セット』を。単品とセットどちらも限定版にはボイス特典が付属します。
NEXTONは割と頻繁にセールを行っていますが、『アマカノ』シリーズは別枠(だいたい年に1~2回)となっているので注意してください。セールの時はだいたい30%OFFになります。
【システム】好感度を可視化したアマカノグラフ
画面下にテキストが表示されるADVタイプのシステムです。画面サイズは1280×720。
「次の選択肢に進む」機能やバックログからのジャンプなど、普通にゲームを快適にプレイできる機能はだいたい搭載しています。システムアイコンもわかりやすくていいですね。
ただお気に入りボイス登録やスクショ機能はありません。こういうイチャラブゲーではお気に入りのセリフを集めたい人も多いでしょうからちょっと残念です。
この作品ではE-moteを使って立ち絵の目パチ・口パクを描写しています。口の動きは種類が少ないですが、セリフともうまくリンクしているので不自然さはあまりありません。
「Perfect Edition」のパッチを導入するとモーションも追加されて立ち絵全体が動きます。
ただ動き自体は小さなもので、軽くうなずいたり呼吸していることが分かるくらい。VTuberのようにグリグリ動くわけではありませんが、全く動かない立ち絵よりは生き生きして見えますね。おっぱいもちょっと揺れますし(笑
オートモードのウエイト時間はテキストの長さによって変化する親切設計。ただE-moteによる動きの終了を待ってから次のセリフに移るので、ちょっとテンポが悪い時もあります。これE-moteだけ切ることができないんですよね。私は普段オートモードで流すことが多いんですが、今回はクリックで進めました。
この作品というか『アマカノ』シリーズは、最近のエロゲでは珍しく主人公の名前を変更できます。ただ変更してしまうとヒロインのボイスがカットされてしまうので、どうしても自分の名前にしたいという場合以外はデフォルトのままが良いかと。
このシリーズで特徴的なシステムが「アマカノグラフ」。
これは任意のタイミングでヒロイン3人の「甘え度」(要するに好感度)が表示されるもので、場所移動選択肢やシナリオ展開で数値が上下します。
ぶっちゃけ見なくても普通にゲームは攻略できますが、「今のヒロインとの関係」を数値化してくれるのはわかりやすいですね。個別ルートに入って恋人になった後もどんどん甘え度が増えていきますし。

実はこのアマカノグラフが一番有用なのは結灯ルート。
このルートではヒロインとの関係性が結構重要なので、こまめに甘え度をチェックしておくとヒロインとの距離感が可視化されてシナリオの没入感が増します。結灯ルートをプレイしていると「ああ、そういうことね」と妙に納得できるかと。
【シナリオ】恋愛描写に特化
企画兼シナリオライターは龍岳来さん。この方は過去の『アマカノ』シリーズでもすべて一人で書いているので安心感がありますね。
物語は北陸地方の架空の街・白鷺市を舞台に、主人公の賢一が同い年の少女・黒姫結灯と偶然電車内で席が隣同士になったところから始まります。学園に転校してきた結灯と、賢一の隣の家に住む幼馴染のちとせ、賢一の家に住むことになった従妹の玲、3人の少女との初恋を描いていく純愛ストーリーです。
この作品の特徴としてヒロイン3人との恋愛描写に特化していることが挙げられます。
逆に言えばヒロインとの恋愛に関すること以外の要素がほとんど描かれません。
なんでもない日常的なシーンももちろんありますが、そういったシーンでも3人のうち誰かが必ず絡んでいるんですよね。この辺はかなり徹底している感じ。
時折クスッとするシーンはありますが、極端なギャグシーンやコメディシーンもほとんどなく、比較的リアリティのある恋愛描写に終始しています。
また細かいことですが、テキストで表示される1行の文字数が少なめなのも読みやすくて良かったです。句点「。」だけでなく読点「、」でも改行されることが多いので、目の動きが最小限で済むんですよね。
なんとなくですが、キャラゲーだとこういう細かい配慮をしてくれるブランドが多い気がします。
【グラフィック】秋の夕暮れを描いた美麗なCG

原画家はアマカノシリーズと言えばこの人、ピロ水さん。SD絵に茜屋さん。
イベント絵はヒロイン一人当たり20枚ずつの合計60枚。加えてSD絵が7枚ずつの21枚。
基本的にイベント絵に描かれるのはヒロインのみ、もしくは主人公と2人のシーンになります。絵的にもヒロインとの恋愛描写に特化してる感じですね。他のヒロインと絡む日常的なシーンは基本的にSD絵だけ。これはこれでほっこりします。
イベント絵では主人公の表情もハッキリ描かれます。デザインは割とオーソドックスで感情移入しやすいかと。
ピロ水さんは非常に繊細で美しい画風の方ですね。個人で原画展をするほど人気と実力を得ている神絵師さん。この人の画力はまさにエロゲ界の至宝です。
季節に合わせて秋を感じさせる雰囲気で、特に茜色に染まった夕方の絵が多いのも特徴的。
キャラデザインもデフォルメが少なく、等身もかなり高いので一般的なキャラ萌えゲーのデザインとは一線を画しています。
また物語が進むにしたがって季節も秋から冬に移行します。
舞台が雪国なのでキャラがコートを羽織るだけでなく、道端に普通に雪が積もっているエロゲというのも珍しいですね。クリスマスの時期には普段から雪が降っているので、「ホワイトクリスマス」という概念がありません(笑

物語の舞台となっている白鷺市は石川県の金沢市がモデル。
背景もほぼほぼ実在の場所が描かれているので聖地巡礼が捗りそう。
金沢城公園や兼六園、竪町ストリート、加賀市の栢野菅原神社や鶴仙渓など、観光地がモデルになっていることが多いので回りやすいのもいいですね。
【キャラクター】個性のある少数精鋭
![]() 黒姫 結灯 | 主人公の同級生となる少女。バストサイズは87のF。 キャッチコピーは「恋をしないヒロイン」 社交的で人当たりがよく、仕事や頼まれごとをなんでもこなす優等生。ちょっとしたしぐさに育ちの良さが表れる。 |
![]() 蔦町 ちとせ | 主人公の隣の家に住む一つ年上の幼馴染。バストサイズは96のI。 キャッチコピーは「恋を知らないヒロイン」 喫茶店の看板娘で料理をはじめ家事全般が得意。主人公の姉のような存在でいつも優しく甘やかしてくる。 |
![]() 氷見山 玲 | 主人公の家に居候することになる一つ年下の従妹。バストサイズは85のE。 キャッチコピーは「恋に興味がないヒロイン」 クールかつマイペースな性格で一人でいることを好む。物事を合理的にこなすのが好き。 |
ヒロインはこの3人のみ。少数精鋭といった感じですね。真面目な結灯・優しいちとせ・クールな玲といった感じで、それぞれ個性があってわかりやすいのもいい。
このほかにもクラスメイトの男友達2人や主人公の母親、ちとせの両親なども出てきますが立ち絵はありません。この辺はヒロインのみを目立たせるため、他のキャラはあえて存在を薄くしているのかも。
個人的にお気に入りのヒロインは結灯。
一見すると優等生風の超が付くくらい王道的なメインヒロインですが、どこか影のあるキャラでもあります。そこがむしろいいんですよね。声優さんの声もベストマッチですし。
【ボイス】キャラと声優がベストマッチ
| 明羽杏子(結灯) | 歩サラ(ちとせ) | 神代岬(玲) | |
| 真中海 | 秋野花 | 木村あやか | |
| 波奈束風景 | 桃山いおん | 一色ヒカル | 松田理沙 |
主人公以外主要キャラフルボイス。
一部のサブキャラは兼ね役になっています。
名前のないモブキャラには声は付きません。
結灯役の明羽さんは可愛らしくありながら芯もありそうな、いい意味でザ・メインヒロインという感じの演技と声色。中盤にちょっとゾクッとさせるシーンがあるんですが、あそこはまさに明羽さんの真骨頂と言えるような演技でした。
明羽さんはこの作品が発表されただいたい2020年前後くらいからメインヒロイン役で活躍されることが多くなって、一気にキャリアを駆け上がっていきましたね。
ちとせ役の歩サラさんは10年代から活躍している言わずと知れた実力者。今作のような包容力のある優しいお姉ちゃん役はポサラさんにぴったりです。
玲役はクールキャラと言えばこの人、神代岬さん。単に落ち着いているだけでなく、マイペースで力強さも感じる演技はこの方の右に出る者はいません。実に合理的です。
実は神代さんは主人公の母親役も担当してるんですが、玲とは全く違った明るい声なので全然気づきませんでした。声優さんすごい。
過去作のゲストキャラはそれぞれのオリジナル声優さんが担当されています。
最近は新作に出られることが少なくなった方もいますが、お元気そうで何よりです。
またメインヒロインの3人はシリーズ恒例のキャラソンも発売されてます。
特に明羽さんは歌がものすごく上手いのでファンの方は必聴です。
【BGM】ムードを盛り上げる良曲
BGMの作曲はsawamurahさん。
音楽鑑賞モードで聴ける曲はボーカル曲のインストverを除くと17曲。ちょっと少なめでしょうか。
全体的にいい意味でオーソドックスな曲が多い感じ。過度に主張せずBGMに徹してムードを盛り上げています。
個人的お気に入り曲は、まるで恋愛を歌ったようなムードあふれる「想いのカタチ」。前半のピアノの旋律が切ないヒロインの心情を、それを受けた後半のサックスの音色が主人公からのアンサーに聴こえます。そして終盤で2つの音色が重なり、想いが通じた2人の恋をイメージさせる良曲。
「Luna nueva」(スペイン語で「新月」)はちょっとラテン音楽っぽい、異国情緒あふれる異質な曲。この曲が流れるときはシナリオの雰囲気も変わるので、まさにターニングポイントといった感じになります。
【主題歌】どれも落ち着いた優しい曲
| タイトル | 作詞 | 作・編曲 | 歌 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 「ずっとそばで…」 | Duca | ANZIE | Duca | OP |
| 「観覧車」 | 玉沢円 | Meis Clauson | Duca | 挿入歌 |
| 「coincidence」 | Duca | ANZIE | Duca | 挿入歌 |
| 「5センチ ~Duca cer.~」 | Duca | ANZIE | Duca | 挿入歌 |
| 「宝物」 | 大島はるな | 斎藤悠弥 | 大島はるな | ED |
OP曲「ずっとそばで…」を歌うのはアマカノシリーズの曲と言えばこの人、Ducaさん。
非常に落ち着いた歌詞と曲調なので、まるでエンディングテーマのようにも聴こえます。プレイした後に聴いても感慨深いですね。
挿入歌は各ルートで別々の曲が流れますが、「5センチ」はあざらしそふとの過去作、『アイベヤ』OPのカバー曲、「観覧車」は発売中止になってしまった『めぐる季節の約束と、つないだその手のぬくもりと』(だんでらいおん)のOP曲を再利用したものになります。
「観覧車~あの日と、昨日と今日と明日と」はOP曲として作られたのであまり挿入歌っぽくないですが、じっくり聴くとかなりいい曲ですね。
ENDテーマは各ルート共通の曲「宝物」。サビ以降は同じメロディがこれでもかと言わんばかりにリフレインするので歌詞の内容が印象に残ります。結灯ルートのキーワードである「宝物」というタイトルもいいですね。
ボーカル曲は『アマカノ2』のサントラや『あざらしそふと コンプリートアルバム2』などにも収録されているので入手性も良好です。サントラはDL販売もされてますし。
【ムービー】秋を感じる構成
プロローグの後にOPムービーが流れます。
ムービー制作はPRHYTHM VISION。
作り自体は立ち絵やイベント絵を使ったオーソドックスなものですが、うまく曲調とシンクロしているので非常に自然で見やすいムービーです。
物語の季節に合わせて落ち葉や夕日といった、秋を感じるシーンが多く表示されるのも印象的。改めてピロ水さんのイラストの美しさを感じますね。
【攻略】選択肢は単純明快
シナリオ中盤に現れる場所移動選択肢により物語が分岐します。
大まかにいうと個別ルート分岐のための選択肢と告白シーンの選択肢に分けられ、それぞれ数回選択する構成です。ヒロインのいる場所にはアイコンが表示されるので間違えることはないかと。狙ったヒロインのアイコンをクリックしていけば確実に分岐するはずです。
告白シーンの選択肢では任意のタイミングで自分から告白することもできますが、早すぎると失敗してしまうこともあります。なので無理に告白せず、ヒロイン側からの告白を待った方が確実かも。なかなか告白してこない主人公に対してやきもきするヒロインも可愛いですし。
推奨攻略順は特にありません。お気に入りの子から進めて大丈夫です。
しいて言うなら結灯が実質メインヒロインなので、このルートを最初か最後に持ってきた方がいいというくらいでしょうか。共通ルートからの流れを切りたくないなら最初に、メインディッシュを残したいなら最後にしましょう。
私は
ちとせ → 玲 → 結灯
の順でプレイしました。
総プレイ時間はゆっくりやって25~30時間。
初回プレイはだいたい10~12時間で、2周目以降はそれぞれ7~8時間くらいでしょうか。
メチャメチャ長いわけではないですが、余分なイベントがないので純愛作品としては濃密で十分なボリュームです。
【Hシーン】濃厚で尺も十分
回想モードで見られるHシーンの数は結灯と玲が6回、ちとせが8回の計20回。ちとせは手コキやオナニーのみも含むので実質的な回数は変わらない感じ。
尺はやや長めでじっくり描いていく感じ。ヒロインは卑語も言うようになりますが伏字やP音による修正が入ります。
アナルの修正はなく、モザイクなしで*みたいにしっかり描かれます。
内容は比較的オーソドックスなものですが、結構濃いめなのでピロ水さんの美麗なCGも相まって非常に使えるシーンだと思います。尺はある程度ボイスを飛ばしても1シーンあたり15~20分くらいあります。
終わった後は毎回ピロートーク的なシーンがあるのも余韻があっていいですね。
すべてのヒロインがほぼ毎回潮を吹くのも特徴的。いいですよね、潮吹き。
胸はかなり大きめ。立ち絵よりもボリュームが大きく描かれる感じ。
一部のキャラは母乳まで出るようになりますが、あれだけ大きければ母乳くらい出るでしょう(笑
行為的には特殊なプレイはありません。一部お尻でするくらい。
またHする場所も部屋の中や風呂場がほとんどで、外でヤったりはしません。1回だけ学校でするくらい。この辺真面目ですね(笑
また設定によりハート目や陰毛表示のOFF・OFFが可能です。
ハート目はそんなに極端なものではないので、表示させてもあまりふざけた感じにはなりません。

そして陰毛表示。設定でONにするとモザイクなしで陰毛が描かれます。
個人的に陰毛表現は好きなのでONにしてましたが、ちょっと私の好みとはズレる感じ。毛が直毛で中央に向かって山型になってます。また生えてるところと生えてないところが割とはっきりしてますね。剃ってるのかな…。
うん、悪くはない。悪くはないんですが、私としてはもうちょっと縮れた感じで生え際がグラデーションしてた方が好みです。理想の陰毛を求める私の旅はまだまだ続きそう。
またHシーン自体もOFFにできる「おあずけモード」もあります。コレいりますかね? 最初は「配信用かな?」と思ったんですが、NEXTONって基本的に配信NGですし。
【感想】
実は私、アマカノシリーズは今回が初めてで、純粋に甘々なイチャラブを楽しめればいいや的なノリでプレイし始めたんですが、意外にも(と言っては何ですが)シナリオもしっかりしていて最後までダレずに楽しめました。
このシリーズが人気なのも納得です。
丁寧な恋愛描写

この作品をプレイしてまず思ったのが、ヒロインとの恋愛描写が非常に丁寧だったこと。
私は普段シナリオ重視の作品を主にプレイしてるんですが、そういう作品だと得てして恋愛描写がおざなりになりがち。いつの間にか好きになって告白してキスしてH、みたいな展開が良くも悪くもスピーディーに進みます。
でもこの作品は恋愛関係がすごくゆっくり進むんですよね。互いに好きになってから告白までの期間が長い。また頻繁にヒロイン視点になるので互いの思いもよくわかるんですよね。プレイヤーからすると「大丈夫だからもう告っちゃえよ!」みたいな、いい感じのもどかしさがあります。
恋に落ちる過程も凄く自然。ストーリー上は何か大きなイベントが起こるわけではなく、一歩ずつ距離が縮まっていきます。ゆっくり恋に落ちていくので多少やきもきしてしまうことはありますが、確実に仲が深まっていく様子を見守るのも意外といいですね。
また無事告白して恋人同士になった後も、焦らずじっくり描いていきます。恋人になっても即Hとはならず、互いの思いを尊重しつつ少しずつ仲を深めていくのが初々しい。だからこそ初Hの時の達成感もひとしお。
優しい世界
この作品は奇跡も魔法もなく、特に深刻な事件も起こらない等身大の物語です。ヒロインの出会いこそ隣に住む幼馴染だったり、突然同居することになった従妹だったり、偶然電車に乗り合わせた転校生だったりといかにもギャルゲーチックですが、その後の展開はすごく自然。主人公も平凡な学生なので感情移入もしやすく、「自分にもこういう恋人がいてくれたらな」と思わせます。ある意味美少女ゲームの原点に返ったような作品ですね。
またクラスメイトをはじめ、登場人物がみんな良い人ばかり。悪い人間がいないので安心して2人の恋を見ていられます。リアルな世界だと周りに嫌な奴の一人や二人いるもんですが、そういうのが全くいない優しい世界です。
なので2人の仲を引き裂くような事件も起こりません。これこそイチャラブゲーの真骨頂ですね。当然ヒロインが死ぬこともなければ三角関係になったりもしない。『WHITE ALBUM2』や『君が望む永遠』など胃がキリキリする作品とは対極にあります。別にどっちが上とかではないですが、たまにはこういう安心して恋愛を楽しめる作品も良いものですね。
ストーリー中も変なトラブルに巻き込まれることがないので安心。よく「これが終わったら○○をしよう」みたいな約束をするんですが、これシリアスな作品だったら絶対何かトラブルが起きるフラグです(笑
でもこの作品ではちゃんと約束が果たされます。むしろそれが当たり前に思えるほど平和。
一歩踏み出すヒロイン
この作品は単なるイチャラブに終始するだけでなく、3人のヒロインがそれぞれの一歩を踏み出す物語でもあります。各ヒロインが主人公と会うことで恋に落ちると同時に生き方も少しずつ変化していく。ある意味王道っちゃ王道なんですが、ヒロインが何を思っているのかがしっかり描かれるので素直に応援できるんですよね。
個人的に特に良かったのが結灯ルート。まぁ実質結灯がこの作品のセンターヒロインと言ってもいいのではないでしょうか。このルートはざっくりいうと結灯が「宝物」を見つけるお話なんですが、ラストシーンがすごくいい。しかも最後に流れる共通のENDテーマの曲名も『宝物』なので、これを聴くと「ああ、他のルートもヒロインが宝物を見つける物語だったんだな」と思わせます。
結灯ルートは他の2つと比べるとちょっと紆余曲折があるんですが、そのぶんすごく引き込まれました。
このルートをプレイしていて、なんとなく往年の名作『パルフェ』(戯画 2005年)に出てきた名台詞、
「お前の周りの世界は…お前が考えるよりも…ちょっとだけ優しいんだよ」
が思い起こされます。やっぱり一人で思い悩むのは良くないですね。意外と世界って優しかったりします。
シリアスだったりハラハラしたりする作品もいいですが、たまにはこういう優しい世界で安心してイチャイチャしたり初々しい恋愛を見守ったりするのも心の処方箋になりそう。
考えてみれば、こういういい意味で平凡で自然な恋愛で物語が成り立つのも美少女ゲームならではですよね。
リアルな恋愛が難しい私のような人間にはなおさらです。
普通の人たちってこういう普通の恋愛をリアルにしているからエロゲーに興味ないんですかねぇ…。

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